~イライラを人間関係に活かす 対人援助職の感情マネジメント~

アンガーマネジメント研修全3回の最終回に参加しました。

今回のゴールは、「アサーションの考え方を理解すること」。

実は私は、この研修で初めて「アサーション」という言葉を知りました。

アサーションとは、「自分も相手も大切にしながら、自分の気持ちや考えを伝えるコミュニケーション」のことです。

研修では、ドラえもんの登場人物に例えて説明があり、とても分かりやすく印象に残りました。

  • ジャイアンタイプ(アグレッシブ)…自分を優先し、相手を押さえ込んでしまう。
  • のび太タイプ(ノン・アサーティブ)…相手を優先し、自分の気持ちを我慢してしまう。
  • しずかちゃんタイプ(アサーティブ)…自分も相手も尊重し、お互いを大切にできる。

研修後、一緒に参加したスタッフと「今のはジャイアンだったね」「私はまた、のび太になっちゃうな」「しずかちゃんになるのは、なかなか難しいね」と笑いながら振り返りました。

その中で印象に残ったのは、「自分でしたほうが早い」という言葉です。

忙しい毎日の中では、頼むより自分でやったほうが早いと思ってしまうことがあります。でも、それを繰り返していると、知らず知らずのうちに仕事を抱え込み、「どうして私ばかり…」というイライラが積み重なってしまいます。

日本人は、ジャイアンタイプよりも、我慢してしまう「のび太タイプ」が多いのかもしれません。

だからこそ、アサーションを学ぶ意味があるのだと感じました。

今回のアサーショントレーニングでは、何かを断るときの伝え方として、

①事実を伝える
②自分の気持ちを伝える
③提案する
④結果を示唆する

という4つのステップを学びました。

言葉にすると簡単そうですが、実際には「事実を伝えたら相手が嫌な思いをするのでは」「自分の気持ちを言うのは苦手」「提案なんておこがましい」と感じ、結局何も言えずに抱え込んでしまうことも少なくありません。

そして、ストレスは少しずつ積み重なり、最後には「どっかーん」。

だからこそ、アサーショントレーニングは必要なのだと思いました。

アンガーマネジメント全3回の研修を通して学んだのは、「怒らない人になること」ではありません。

自分の感情を知り、相手との価値観の違いを認め、自分も相手も大切にしながら伝えること。

それが、より良い人間関係につながる第一歩なのだと感じました。

私も、すぐに「しずかちゃん」にはなれないと思います。

でも、「今日はどのタイプだったかな」と振り返り、「次は少しだけ、しずかちゃんに近づいてみよう」と思うことから始めたい。

そんな小さな一歩が、対人援助職としてだけでなく、一人の人としても成長につながるのではないでしょうか。

投稿者

管理人むぎ

大阪府茨木市でケアプランセンターを運営しています。 介護が必要になっても、アイデアとご自身が持っている力で楽しい生活が過ごせるようにと、日々試行錯誤しています。

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